チバニアン ゴールデンスパイクを見学してきました(2022年6月1日)

2022年5月、金色のモニュメント「ゴールデンスパイク」がチバニアンに設置されました。かっこいいですね!6月に再度見学へ行ってきましたので、現地の写真を順次アップしていきます。チバニアンビジターセンターには、記念のスタンプとカプセルトイ(ガチャポン)もありました。小銭多めにぜひどうぞ。

今後、市原市ではチバニアンのガイダンス施設を新たに建設予定です(2026年オープン予定)。建築家の隈研吾氏が主宰する隈研吾建築都市設計事務所が設計するとのことで、大変楽しみです。

参考(仮称)チバニアンガイダンス施設 市民シンポジウムを開催(市原市)

残念ながらゴールデンスパイクを真正面から撮影することができませんでした。一生懸命手を伸ばして、カメラ拡大してやっとこさという感じです。4・5枚目にあるように一部が「立ち入り禁止」となっています。まだ少し権利的にいろいろとあるようです(残念)。

とはいえ、ゴールデンスパイクが設置された場所を見学できてよかったです!3枚目は下の方からパシャリ。

左から:チバニアンビジターセンター外観・ガシャポン・ゲットした記念木札ストラップとバッジ・記念スタンプ・ゴールデンスパイクの模型?不二サッシ株式会社さんの寄贈。

市原市の公式マスコットキャラクター「オッサくん」がなんだか可愛いです。市の鳥「ウグイス」をモチーフにデザインされています。頭には市の花「コスモス」、ポシェットには市の木である「イチョウ」を身にまとっています。可愛い。くちびる(くちばし)のカラーが青紫のため、以前は具合悪そうな顔色だな・・・と勝手に心配していました。

ちなみに、市原市は今年(2023年)5月1日に市制施行60周年を迎えました。オッサくんも60周年記念デザインとしてバリエーションが増えています。管理人のおすすめはやはり「探検隊」バージョンです。可愛い。


ゴールデンスパイクとは

ゴールデンスパイクとは、『地球上に地殻が形成されてから現在に至るまでの約46億年の期間を指す地質時代において、代、紀、世、期などの時代区分の境界となる代表的な地層であることが国際的に認められた地点に打ち込まれる杭。』(参考:イミダス・集英社 時事用語辞典)とされています。

 

由来としては『鉄道路線が完成する時に最後に記念のために打ち込まれる犬釘のこと』(参考:Wikipedia ゴールデン・スパイク)を指していて、おそらく『GSSPが批准され地質区分の境界が明確になると、後世の地質学者のため、模式層断面において区分境界となる箇所にゴールデン・スパイク」が打ち込まれる。』ようになったことから、キーワード化したのだと推測します。(参考:Wikipedia 国際標準模式層断面及び地点

 

今回、チバニアンビジターセンターの展示で勉強しましたが、千葉セクションは世界で74番目の承認だそうです。2020年3月現在では模式地として116境界内で75カ所が承認されているとのことです(専門家の方、もし違っていたらご指摘ください)

世界で100にも満たない貴重な地層が千葉の市原にあるとは、いやはや・・・世界遺産(特に文化遺産など)を見学するには、それなりのお代金を支払う必要がありますが、今なら!市原なら!無償です!!どうぞどうぞ~